甲南大学 経営学部 北居教授との「サステナブル中小企業論」第2回目授業を実施
お知らせ
甲南大学(兵庫県神戸市) 経営学部で開講される「サステナブル中小企業論(担当:北居明教授)」にて、今年も株式会社コンピュータ技研(本社:大阪府大阪市、代表取締役:松井佑介)が授業のファシリテーションを担うこととなりました。中小企業のリアルな経営と大学教育をつなぐ当授業は、今年で4年目を迎えました。甲南大学 経営学部の実践科目として注目される本プログラムでは、4社の中小企業経営者が授業に参画し、中小企業の役割や働く意味を“経営の視点”から学びます。今回はその第2回目授業の様子をお伝えします。
第2回授業レポート
11月13日(木)に実施した第2回では、学生たちが第1回授業で選択した企業を実際に訪問。会社の空気に触れながら、経営者から次のようなテーマを直接聞き取りました。
【経営者が語った主な内容】
1.会社の現状(事業・組織・顧客)
2.いま直面している課題(組織・仕組み・働き方・市場など)
3.なぜその課題が起きているのか、背景にある“文脈”
初回授業では語り切れなかった“企業のリアル”が、現場を訪れることで鮮明になり、学生たちは多くの気づきを得ながら、活発に質問を投げかけていました。
さらに今後は、経営者だけでなく若手社員やベテラン社員へのヒアリングも予定されており、学生は多面的なインプットを踏まえて、企業課題の理解を深めていきます。
今後の授業では、
•経営者からのインプットやダイアログ
•チームでのダイアログ
を繰り返しながら、最終的に**課題解決アイデアを提案するPBL(課題解決型学習)**へとつなげていきます。
次回授業(第3回)のテーマ
「中小企業の存在意義を知る」
中小企業が地域・社会の中で果たしている役割について、インプットとワークを通じて学び、各チームの課題理解をさらに深めていきます。
【授業全体の位置づけ(前回レポートからの再掲)】
サステナブル中小企業論は2022年にスタートし、今年で4年目を迎えました。
学生は以下を往復することで、健全なキャリア感・就労観を育んでいきます。
- 経営学(理論)
- 経営者からの実学
- 中小企業の存在意義

おわりに
この授業は、大学と企業、理論と実践、学びとキャリアをつなぐ架け橋です。
第2回を終え、学生たちは早くも“経営のリアル”に触れた視点を手にし始めました。
次回以降の探究から、どのような気づきとアイデアが生まれていくのか。引き続きお届けしていきます。



