佐賀で内定者向けの理念研修を実施。— 佐賀の歴史に触れ、自分なりの企業理念の意味を探求する4時間半 —

お知らせ

佐賀オフィスを舞台に、内定者を対象とした理念研修を開催しました。

今年の研修テーマは、私たちが掲げる企業理念 ”世界に「0」をONする会社”(ゼロオン) を、歴史と自分自身の文脈の中で捉え直すこと。

佐賀は、鍋島直正をはじめとした多くの先人が近代日本の基盤を築いた土地です。

“まだ誰も気づいていない価値(=0)” に光を当て、挑戦を続けた姿勢は、まさに私たちが大切にしているゼロオンそのもの。

この土地で研修を行うことには、特別な意味があります。
内定者は、歴史に触れ、フィールドワークで歩き、仲間と対話する中で、「ゼロオンとは何か?」 を自分なりに解釈し、言葉にしていきました。

■ 研修の目的

  • 企業理念”世界に「0」をONする会社”を深く理解し、自分ごととして捉える
  • 自身ができる“ゼロオン”を具体的に考える
  • 歴史に触れ、価値の見つけ方・光の当て方を学ぶ

■ 研修プログラム(計4時間15分)

①「ゼロオン」とは?(13:30〜14:00)

理念の背景や“0”に込められた意味、

—— 自分らしさ、まだ見ぬ価値、気づかれていない可能性 ——

について体系的にインプットを行いました。

多くの内定者が「価値の見つけ方」に意識を向け始めた時間でした。

② 佐賀の歴史インプット(14:00〜14:15)

鍋島直正の改革、弘道館の思想、七賢人の挑戦など、佐賀が果たした歴史的役割を学びました。

説明は短く、資料を片手に「現地で感じる余白」を残す構成にしています。

③ フィールドワーク(14:25〜15:55)

佐賀城周辺を歩きながら、「この場所にあるゼロオンは何か?」をテーマに、歴史の中の価値を発見していくワーク。

  • スマホで写真を撮りながら“気づき”を記録
  • 深掘りしすぎず、大小問わず価値を拾う
  • 内定者2人1組+佐賀の先輩社員で対話しながら歩く

佐賀城の景観や復元の背景、賢人たちの逸話を目の前で感じることで、“価値を見つける視点”が自然と養われていきました。

④ 気づきの共有と対話(16:10〜17:10)

フィールドワークで見つけた価値を付箋に書き出し、仲間と共有しながら「ゼロオン(企業理念)の本質」を探る対話の時間。

  • 歴史から学んだこと
  • “当たり前”の裏側にある価値
  • ゼロをONするとは何か?

他者との対話を経て、ゼロオンが「姿勢や考動」として理解されていきます。

⑤ まとめ・チェックアウト(17:30〜)

最後にそれぞれが

「いまの自分にとってのゼロオン」

を言語化しました。

ここからは、その最終アウトプットの一部をご紹介します。

■ 参加者の声 ー 私にとっての「ゼロオン」とは?

● 過去の学びと気づきを未来の選択に活かす

「学習」に目を向け、過去の気づきを大切にすること。

自分の強みを理解し、どんな選択をして、どんな成果を得たいのかを考えることが、私のゼロオンです。

● 人のために考え、動き続ける姿勢

自分ではなく、相手や周囲のためを考えて行動すること。

うまくいかなくても諦めず、広い視野で世界を良くしようとする姿勢が、ゼロオンだと思いました。

● 仲間と共に学び、強い組織をつくる

佐賀の先人たちが学び続けたように、私も働くうえで学ぶ姿勢を大切にしたい。

仲間と力を合わせて強い組織をつくることも、ゼロオンであると感じました。

● 感謝を行動で示し、関係性をONする

感謝は思うだけでは伝わらない。行動にすることで、関係性の“ゼロ”をONにできる。

自分も相手も良くなる循環をつくっていきたい。

● 働くことは社会に価値を生むこと

佐賀城を訪れ、七賢人の活動に触れたことで、

働くという行為は“社会に新しい価値を生むこと”だと理解しました。

未来にどう貢献できるかを考えて働きたい。

● 未来に残る価値をつくる挑戦

鍋島直正や江藤新平のように、評価されなくても挑戦する姿勢に感動しました。

自分の行動が未来に良い影響を残すよう、固定観念に縛られず挑戦を続けたい。

● 当たり前に潜む価値をONする

当たり前と思っていたことを、当たり前としない気づき。

その“0”に光を当てる意識が、ゼロオンだと感じました。

● 人に感動を届ける価値創造

「0」とは、後世に受け継がれていく価値。

人に感動してもらえるような挑戦を続け、自分が作ったものを未来に紡いでいきたい。

■ 研修を通じて見えてきた“共通点”

内定者一人ひとりの言葉は異なりましたが、その根底には共通する気づきがありました。

  • 歴史から学ぶ姿勢
  • 人のために考える視点
  • 当たり前を疑うまなざし
  • 感謝や挑戦といった小さな考動
  • 未来に残る価値をつくる意志

“ゼロオン”とは決して大きなことではなく、日々の姿勢や行動に宿るものであることを、

参加者全員が体感した研修となりました。

■ おわりに

佐賀の歴史に触れ、理念を自分ごととして捉える時間を過ごしたことで、内定者は、それぞれの中にある“ゼロオン”と向き合う時間となりました。

これから社会人として歩み始める中で、今日の学びがひとつひとつの考動に生き、自分らしいゼロオンが育まれていくことが楽しみになる。そんな研修となりました。


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