【第6回ベテラン社員インタビュー後編】変化の中で見つめ直した「自分の役割」【元永昌仁さん】

2025.12/09 社員インタビュー

Diamond

こんにちは、入社5年目の岩藤です。

創業40年を越え、老舗IT企業でありながらも新たな挑戦を続ける株式会社コンピュータ技研（以降、C.T.Lと表記）を支えるベテラン社員にお話を伺い、ベテラン社員が持っている仕事への想い、C.T.Lへの想いを紐解いていきます。

今回はシリーズ第6回目の後編。
東京でインフラ業務に従事する、元永さんにお話を伺います。

元永さんは専門学校を卒業後、1991年にC.T.Lへ入社し、今年で勤続34年目。
「気づいたらこんなに経っていた」と笑うその表情の奥には、長年現場で磨かれてきた“確かな信念”がありました。

後編では、C.T.Lの変化や変わらぬ想い、そしてスローガンへの解釈について伺いました。

＜人物紹介＞

元永昌仁さん

部署：システムインテグレーショングループ

出身：大阪府

強み：親密性、公平性、調和性、責任感、成長促進

趣味：舞台鑑賞

＜C.T.Lの変化 ―― “社員が積極的に動く会社”へ＞

──会社の変化について、どのように感じていますか？

昔からよく飲み会があって社員同士仲良かったですが、
基本的にはそれぞれが自分の現場で仕事をしていればOKといった雰囲気でした。

それが今では1on1や社内イベントなどを通じて、
社員一人ひとりが自分の貢献や想いを発信するようになっていますよね。

──自己表現が大事になりましたね。

1on1で自分の貢献内容を表現するというのが、
年齢を重ねると求められることの範囲も広くなり、正直、難しさも感じます。
ただ、若手が社内のことに積極的に関わるようになってきたのは良いことだと思います。
社員が積極的になりましたね。

──大きな変化ですね。

＜“舞台をつくる”という役割＞

──仕事をするうえで意識していることは何ですか。

後輩が安心して成長できる環境をつくることです。
それを保てるような受注を確保し、回していけるプロジェクトにしたいです。

──後輩のことを考え、会社のために動かれているんですね。

みんなが自分の力を発揮できる舞台があれば、仕事はもっと楽しくなる。
そういう環境をつくるのが、自分の責任だと思っています。

自分の役割は「舞台をつくりこと」。
演じるのは後輩たちで、自分はその舞台裏を支える存在みたいなイメージです。

──趣味が舞台鑑賞の元永さんらしい表現ですね！

＜C.T.Lで働き続ける理由 ―― “モノづくりが好きだから”＞

──C.T.Lで働き続ける理由は何ですか？

正直、ここまで来ると惰性かもしれません（笑）。
でも、まだまだモノづくりがしたい。現場が好きなんです。

──これからもプログラミングをしていきたいのですね！

それに、同僚にはストレスを感じずに、充実感を持って働いてほしい。
仕事で疲弊してしまうと、成果にも影響するし、生活も楽しくなくなる。
普通の精神状態でいられる職場を守りたいです。

──舞台づくりに精が出ますね！

＜スローガンをどう捉えるか ―― “0から1”でなくてもいい＞

──「世界に0をONする会社」というスローガンをどう捉えていますか？

0を1にする”って、すごく大きなことを掲げたスローガンですよね。
新しいことを作っていこうという意味だと思っています。

自分はどちらかというと、1を2や10にするタイプ。
だからこそ、背伸びしすぎず、自分のペースでできることを積み上げていこうと意識しています。

──元永さん自身の役割というか、やるべきことを自分で捉えていらっしゃるのですね

そうですね。
それに、スローガンに壁を感じる人もいると思うんです。
でも、“自分にできることをコツコツやる”ことも大切。
そういう人たちも、きちんと評価される会社であってほしいですね。

──表に出ない積み重ねも、見ていて欲しいですね

＜これからの挑戦 ―― “知識を蓄え、後輩の力に”＞

──最後に、今後挑戦したいことを教えてください

これからも、コツコツ知識を蓄えていきたいですね。

──今後も知識を！それは何のためですか？

自分のモノづくりのためでもあるし、後輩たちが悩んでいるときに助けてあげられるような存在でいたいからです。
そのために、まだまだ自分も勉強です。

──ベテランになってもなお、自他のために更なる知識意欲、素晴らしいです。
今回はありがとうございました！

＜最後に＞

元永さんのインタビューは以上です。

インタビューの終盤、元永さんが「舞台をつくる」という言葉を繰り返し口にされており、
その意味が少しずつ伝わってきました。
34年間の現場経験で培われた“考える力”と“寄り添う姿勢”。
それは、

CTLの新しい世代が安心して挑戦できる“舞台”の礎

になっているのだと感じました。

次回、第7回のベテラン社員インタビューは2026年1月に投稿予定です。
ぜひ、次回もお楽しみに！