ミャンマー海外研修:4日目(33歳、社員T)

研修ミャンマー

2018年の海外研修、「ミャンマー」での様子をお伝えします。

《ダラ地区》

最終日はダラ地区に行きます。

ヤンゴン市街地の南を流れる川の対岸に位置する地区で、中心部の発展に取り残された最貧困地区と言われています。

川を渡るフェリーは日本政府が寄贈したもので、日本人は無料で乗船できます。

出港から約10分でダラに到着。ガイドの方が「サイカー」という自転車にサイドカーが付いた乗り物を用意して待ってくれていました。今回は信頼のできるガイドさんに頼んだので大丈夫でしたが、ボッタクリもあるようなので利用の際は要注意です。

まずは、現地在住であるガイドさんの自宅のある地域に向かいます。自然の中をサイクリングするのは最高です!

住宅街に到着。

上下水共に整備されておらず、昔ながらの生活が今でも続いているようです。
トイレは湿地帯の上に高床式で建っており、自然に還る仕掛けになっていました。

次の目的地に向かっていると、サイカーに子どもたちが近寄ってきます。貧困地区とも言われている為、少し身構えてしまいましたが、子どもたちが求めて来たものは「マネー」ではなく「ハイタッチ」でした。身構えた自分が恥ずかしいです。

そして到着した場所は、台風被害で家や畑や家族を失った特に貧しい方が生活している地域です。事前にそう聞いていると、どんな怖い所だろうとやはり警戒してしまうのですが、出迎えてくれたのは、ここでも子供たちの笑顔!警戒した自分が恥ずかしいです。

ここでの生活は食糧の寄付によって成り立っているようです。観光客も近くの米屋で購入して寄付できます。ただし、法外な値段を吹っ掛けれれることもあるのだとか。

民家の他の施設は米の備蓄倉庫、火葬場、墓、公衆トイレ。これらの建物も寄付によって建てられています。

地域を出る頃にはパーティに仲間が一人増えました。

ヤンゴン市街地との発展の差を目の当たりにしましたが、帰り道には携帯電話ショップを発見。ヤンゴン~ダラ間を結ぶ橋の建設計画も進んでいるようなので、今後ダラがどのような発展を遂げるか大注目です!

※バックナンバー紹介※
2018年の海外研修、「ミャンマー」での様子をお伝えしています。