変化の時代にこそ、立ち止まり、対話する

会社行事

EVANGELIST

こんにちは。コンピュータ技研のエバンジェリスト、マングースです。

今、私たちを取り巻く社会は、かつてないスピードで変化しています。
新しい技術、価値観、働き方が次々に生まれ、
昨日の常識が今日には通用しなくなることも珍しくありません。

そんな変化の激しい時代だからこそ、
ただ走り続けるだけでは見失ってしまうものがあります。
それは、自分たちが大切にしたい価値観や、存在の意味です。

変化に適応するためにこそ、
一度立ち止まり、問いを立て、
互いに言葉を交わしながら思考を深める——
そんな「対話」の時間が必要です。

対話とは、答えを急ぐものではありません。
互いの違いや、まだ言葉にならない想いに触れながら、
新たな意味を共に紡ぎ出していく営みです。

組織における対話は、
単なる意見交換や情報共有を超えて、
未来をともに創造していくための基盤となります。

そこで、社内でタイワ荘という対話の場を作ることにし、先日第1回目を開催しました。
今日はそちらの様子を皆さんにお伝えしていきます。
誰かとの対話やご自身との対話(内省)につながれば幸いです。

タイワ荘とは?

「タイワ荘」は、この変化の時代にあえて立ち止まり、
問いと対話を味わう場として生まれました。

「タイワ荘」は、正しさや固定観念をいったん脇に置き、
じっくりと“問い”を味わいながら思考をめぐらせる対話の場です。

忙しい日々の中で、ふと立ち止まり、
自分や仲間と一緒に「意味」を考える時間を持ちたい——
そんな思いから生まれました。

正解を出すことを目的とするのではなく、
ともに問いを抱え、語り、気づき、考え続けること。
それを大切にしています。

「問いとともに、今日を生きる。」
タイワ荘は、そんな想いを大切に開いています。


家主紹介

タイワ荘には、ゆるやかにこの場を開く2人の“家主”がいます。

ふたりは、世界に「0」をONする会社、株式会社コンピュータ技研のマネージャ。
昨年、共に「対話で組織を変革していく」という研修を受講し、
対話の力に確信を持ちました。

その後、ふたりだけの対話の時間を続ける中で、
もっといろんな仲間と問いを囲みたい
という想いが生まれ、タイワ荘を立ち上げました。


第1回 開催レポート

「AI時代」ではなく「AI活用時代」?

今回の入口テーマは、「AI時代の私たちの意味・意義とは?」。
ここから、多様な問いと対話が広がりました。

対話の中では、
「今は”AI時代”というより、”AI活用時代”ではないか」
という見方が提示されたり、
「AIに“ありがとう”を伝えるか?」
というユニークな問いかけもありました。

ありがとうを伝える派の背景には、AI時代に突入した際には、AIに感謝してきていない人が淘汰されるという危機感がありました。


AIによる「余剰時間」をどうプロデュースするか?

また、対話は次第に、
単にAIを使いこなすこと以上の問いへと広がりました。

AIによって生まれた「余剰時間」を、
単なる休息や娯楽に消費するだけでなく、
どんな意味ある時間にしていくのか

これからの時代は、
「時間の使い方」こそが問われるのかもしれません。


AIに支配されないために——「自分を持つ」ということ

さらに、
「AIに支配されないために、何が大切か」
という問いにも漂流していきました。

そこで語られたのは、「自分を持つ」ということ。

一見すると当たり前に聞こえるかもしれません。
しかし、だからこそ、時代が変わっても揺るがない、
自分自身を持ち続ける力が求められているのだと感じました。

そして、その「自分」を磨くためにも、
人間同士での対話が必要なのだという実感が、対話を通して深まっていきました。


人間にしかできないもの——それは「エモさ」?

対話の中では、
「人間にしかできないことには“エモさ”があるのではないか」
という言葉も交わされました。

“エモさ”。
それは、AIには再現できない、私たち人間ならではの感覚。
もしかしたら、対話という営みの中にこそ、
人間だけが生み出せる「エモさ」が宿っているのかもしれません。

なぜ人間はエモさに尊さを感じるのか。こんな問いをもとに対話をしてみても面白いかもしれません。


次回に向けて

今回の対話を通して、
改めて「問いを持つこと」「対話をすること」の価値を実感しました。

次回の開催日やテーマはまだ未定ですが、
またみなさんと、深く、自由な対話を楽しめることを心から楽しみにしています。

次回、また新たな問いを抱えて、お会いしましょう。

どうぞお楽しみに!

EVANGELIST

Hubなマングースで哲学するエバンジェリスト。会社の理念や文化、会社の新サービスや新しい取り組みについて社内外に伝える。伝えることを通してコンピュータ技研の関係人口を増やしていく役割を担っています。その中には採用活動も含まれます。また、ソーシャル・ビジネスのプロモーションも担当しています。これらの役割を通じて、会社のビジョンと人、人とモノや情報など、様々な事柄をつなぐHubとなることが目標です。
業務外でも会社のメンバーと過ごす事も多いです。平日に朝活をしたり、業務後にジムで鍛えたり、ラーメンを食べたり、ビールを飲んだり。休日では一緒に街ブラを楽しんだり、ラーメンを食べたり、ビールを飲んだり。(さいごは結局飲みます)
Podcast(ハブとマングース)も配信しているのでぜひ聞いてみて下さい!(https://open.spotify.com/show/7o84OS4CmyFEz8kZJXRCyO)
Twitterもやっております(https://twitter.com/ctl_eva)

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