ミャンマー研修談 -信仰心の強さ-(25歳、社員K)

研修

今回の海外研修旅行inミャンマーでは、
IT視察や経済特区の見学の他にも様々なところを訪れました。
とりわけ、仏教の大国ミャンマーの名所であるパゴダ
(仏像や聖遺物が安置されている仏塔などの総称)にも複数訪れました。
全面を金箔で装飾された仏塔。
様々な形でカットされたガラスと金で装飾された柱や壁。
どのパゴダも壮観でした。
さすがお寺へのお布施が世界一とも言われているだけあるなと。

そんな数々の素晴らしい装飾の中で
一番印象に残っているのは仏像の後光です。
日本で仏像の後光というと、
一般的に仏像の背後にある集中線のような物を思い浮かべる人が多いと思います。

ですが、ミャンマーは違う。

電飾でした。

しかもただ単色で光続けるのではなく、色とりどりで、
そう、まるで横浜の観覧車のイルミネーションのようにチカチカしてました。

最初見たときは、そのパゴダの仏像固有の飾り?なのかなと思いました。

そんなことなかった。

どのパゴダでも仏像の後光はチカチカキラキラしてました。

ちなみにパゴダだけでなく、一般家庭でもチカチカする仏像を置いているおうちはあるみたいです。
(パゴダへの参道にある仏具屋さんでも電飾付き仏像が売ってました)

さすがにここ最近加わった装飾(各パゴダの装飾は4年に1回取り替える)だろうと思いますが、
信者からの非難はなかったのでしょうか。

観光案内していただいた、ミャンマー人のピョウさん曰く、
誰も悪いとは言わないし、お寺の考える後光のイメージに一番近いので良いとのこと。

お寺が言ったら納得する。
ミャンマーの人々の信仰心に感心しつつも、
その辺にゴミをポイ捨てちゃだめだよー(川とか道端にたくさんのゴミが捨てられてました)とか
そういう道徳的な感性を育てるのにも、この信仰心を活用したらいいんじゃないかなっと思う私でありました。