『華燭の典(かしょくのてん)』(PN:時代錯誤のギター侍)

社員の日常

『目に見えないから アイなんて信じない…』
こんな歌い出しの曲をご存知でしょうか。

秦基博さんのアイという曲です。

なんでこんな出だしやねん!なわけですが、
私事ながら、先日結婚式を挙げました。

正直、仕事の兼ね合いで新婦に準備を結構任せてしまってまして。。。
代わりに何かできないかと。

仕事が忙しい合間を縫って、こっそり冒頭の曲のギターを練習。

陣内○則かよ!
あ、ちゃうわ。あの人はピアノか!

と自分に突っ込みながら本番で何とか披露しました。

ミスはしまくりました。正直。
ただ、やったことに1ミリの後悔もありませんでした。

恥をかいたなんてことも思いませんでした。
失敗にビクついてしまう傾向のある小心者なんですが。
なぜかこのことはそう思わず。

自分の妻の為に、一生懸命になれる自分がいることは、改めて発見になったというか、
やってよかったと思いました。

そんなことから、冒頭の文になったわけですが。

挙げてみて、思ったことをもう少し書こうと思いますので、よければ見てやってください。

— 準備編 —

大きな選択としては、
①ほぼ会場に任せる
②自分たちでできるだけのものは用意する

どちらかですが、
できるだけ自分たちでやろうかと我が家はなりました。

ペーパーアイテム類なんかは特にそうです。

いわゆる選択と集中というやつで、
使えるお金は概ね決まっていました。

その中で何にどれだけかけれるかのバランスを考えます。
『これもっとかけたい!でもこれ以上かけれない。』
こんな時に削れるとこを探して削って、その分を回す。
要は費用捻出です。

これで料理のグレードを上げることができました。
ゲスト向けのおもてなしで最も顕著な表現となる料理は、出来うる限りいいものを。

それが二人の共通の思いだったので、そこを外さなかったことが、結局は自分たちの納得感に繋がりました。

限界がある中で、どうやってできる限りの納得感を目指すか。
ここが一番難しかったなぁと思っています。

— 当日編 —

ご祝辞と乾杯のご発声をそれぞれ弊社の代表、役員にお願いし、
自分にはもったいないほどのありがたいお言葉の数々をいただきました。
今も感謝の日々です。

あんなに褒めちぎられることは、人生でそうないだろうと、
思わず舞い上がってしまいそうになるほどでした。

承認欲求の塊をお持ちの方、結婚式で褒めちぎってもらうの、おすすめです笑

宴の中身的にはあまり余興じみたことはせず、
歓談と、自分たちとゲストの触れ合いに時間をたっぷり取り、
私のなんちゃってギターが登場して、幕を閉じました。

周りの祝福と、自分たちの感謝とが会場を終始包み込むあの感じは、
きっと挙げないとわからないものだと感じました。

私自身、こんなにも素敵なものなのかと、
本番まで侮っていましたので。。。

これは持論ですが、
儀式を通して心の整理をつける生き物が人間だと思っているので、
冠婚葬祭いずれも大切なことなんだなーと改めて思った、そんな時間になりました。

まだしばらくは、式に来ていただいた諸先輩方に会えば、
あれ?秦基博さん?
などなど言われそうですが、ご本人に失礼すぎるのでほどほどに笑

結婚する、結婚しない
式挙げる、挙げない
時代とともに考え方は変わっていっていますが、
個人的には結婚して、式挙げてよかったなと
心から思えました。

やり方さえ工夫すれば、
実は手の届かないものでもなかったです。
(全部妻のおかげなのに偉そうですよね…ペコリ)

ただ、悩むくらいならやってみたらいいんじゃないかと思います。
そこに知らない景色がちゃんとありましたので。
感謝しても、し足りないほど幸せな経験ができましたので。

あ、サプライズは人それぞれですから、
必ずしもやんなくていいと思います笑

相手が喜ばなければ、
『アタシの好みじゃないの。。。残念ー!!』
ってなりかねませんからね。笑

それではまた!