夏の北海道旅行(42歳、社員S)

社員の日常

夏休みを利用して、北海道旅行に行ってきました。

北海道というと、どうしても冬のイメージが強いと思います。
でも、個人的には北海道を満喫するには夏が一番良い時期ではないかと思っています。

今回の旅行ですが、自分の車で自走していくという、
時間もお金もぜいたく(無駄)に使った旅行を計画しました。(笑)

1日目

フェリーに乗るため、東京の自宅から青森の八戸港へ一心不乱に移動。
ひたすら東北道を北上するのみ(約650km)のため、これといったネタなし。
あ、宮城のSAで食べた牛タン定食はとてもおいしかったです。
フェリーで一泊し、目覚めたら北海道です。

2日目

北海道苫小牧に上陸!
旅の共連れが「摩周湖観光がしたい」との希望から、道東へ移動開始。
移動距離は約350km。夜に行っても仕方がないので、釧路で一泊して翌日朝から移動して観光するという行程です。
前日650kmも自走してからさらに350kmの自走。
馬鹿な旅行してるなぁ、、、と思われるでしょうが、これが楽しいからしょうがない。
自分で運転しているとよくわかるんですよ。
普段都市部で生活している人間では、まあ、見れるような景色ではないんです。

釧路手前の道の駅前道路

道の駅の裏手

何もない、という景色って意外と心躍りませんか?

3日目

3日目にして、ようやく観光開始。
摩周湖―屈斜路湖―阿寒湖ととおり、十勝川温泉にて一泊する、という行程です。
湖ばかり見て楽しいの? 楽しいんです。

摩周湖

屈斜路湖

阿寒湖

摩周湖は立ち入り禁止となっているため、近辺に整備された展望台から見るのみです。
屈斜路湖の周辺はキャンプ場やペンションが多数あり、アウトドアスポットとなっています。
阿寒湖周辺はホテルが立ち並ぶリゾート地となっています。

十勝川温泉

モール温泉というちょっと変わった泉質で、見た目は琥珀色、湯に植物成分が溶け出しているそうで、昔から美人の湯として親しまれているそうです。

4日目

十勝川温泉をスタートし、富良野―美瑛―旭川へと向かいます。
富良野はラベンダー畑が有名ですが、旬は6~7月のため、あまりきれいではないです。
が、ラベンダー以外がすごくきれいになっていたりします。

富田ファームの花畑

ここは畑の近くに軽食、メロン販売所が併設されています。
軽食といえど侮ることなかれ。
なんといっても自前の畑でとれたものがふんだんに使用されているので、目移りすること間違いなしです。
ただ、有名な観光スポットなので、夏休みも相まって、すごく人が多いです。

美瑛パッチワークの丘

写真ではわかりづらいですが、畑が茶色と緑色のモザイク模様になっています。
なんといっても畑なので、近くで写真をとっても見える一面は一色のみ。
ここは、車やバイクで自走しているとほんとうにきれいな景色が続いているので、個人的にお気に入りのスポットです。

旭川

連日200~300kmの走行で疲労もピーク。いくら好きでもさすがに疲れた。。。

ということでこれだ!

ビールと一緒に貪りました。
一応、牛肉も置いてあったので食べ比べしてみたんですが、圧倒的に羊肉のほうが旨かったです。

5日目

この日は旭川の宿泊先でまったりとすごしました。
ホテル併設のスパでマッサージを受けたり、着替えを洗濯したり、ごろごろしたり。。。
といっても、せっかくなので行ってきました。有名どころ。

旭山動物園

経営悪化で潰れる寸前まで行きつつも、見事に立て直した動物園ですね。たくさんの人でにぎわっていました。
動物園ではあるものの、非常にこじんまりしたスペースに感じました。
その中でも動物本来の行動を見れるよういろいろな工夫がされているので、飽きがこないです。
あと、生態説明が学芸員によるお手製のポップだったり、この動物園が好きな人が集まっているんだなと感じました。

6日目(最終日)

フェリーで本州に向かうために、小樽へ移動。観光もかねてお土産の物色をしました。

小樽

観光地でもあるので、いろいろなものが売っているのですが、なかでも多いのがガラス細工のお土産屋です。
建屋も古いものを改築して使用されており。なかなかレトロな雰囲気が漂っています。

あと、すし屋がめっちゃ多いです。そんな中で自分が食べたものといえば、、、

ほっけ定食をいただきました。(笑)

あとはフェリーで一泊、本州に再上陸して一心不乱に車を走らせ、自宅に戻りました。
ここも高速道路をひた走るだけなので割愛です。

走行距離、約2600kmの旅、これにて終了です。
ほとんど移動、という点では、普通のツアー観光と変わらないのですが、自分で運転しないと気付かないことも多々あります。
なんといっても、地平線に向かって車を走らせることができるのは、日本では北海道だけでしょう。
あの解放感は何物にも代えられません。

皆さんも、自分だけの観光旅行を計画してみませんか?

追記

北海道地震の被災者の皆様の安全と、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。